【免疫】リンパ球のB細胞とT細胞の分化のしかた(ザックリ概要編)
リンパ球であるB細胞とT細胞の分化様式の違いを非常に完結にまとめました。
もっと詳しい内容は別記事でまとめます...
【B細胞】
・分化、成熟を骨髄内で終了させる。
・胎生期の肝臓や新生児の脾臓でも分化する。
・成熟個体でも骨髄で持続的に産生される。
【T細胞】
・骨髄から胸腺へと移動して成熟T細胞となる。
・成熟個体では新生T細胞の産生は減少し、
長寿命のものと中枢リンパ組織以外で
分裂したものによって維持される。
正の選択:リンパ球のレセプターが自己抗原と結合するときに
生存のシグナルを受け取ること
負の選択:自己抗原に強く結合するレセプターをもつリンパ球が
排除されること→自己抗原に対する免疫寛容の成立
↓
大部分の分化したリンパ球は一次リンパ組織からの
遊出前or末梢リンパ組織での成熟前に死滅する。